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誕生から5年「大変なことも乗り越えてきた」7人が今思うのは「皆さんともっとたくさんの景色を見ていきたい」――さらなる高みを目指せ!「ピュアリーモンスター5周年記念ワンマンライブ」東京公演昼の部をレポ

dot yell編集部
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数々のアイドルユニットを生み出してきたStand-Up!Records初の声優だけで構成されたユニットとして2017年夏に誕生したピュアリーモンスター。彼女たちの5周年記念ワンマンライブ東京公演が2022年4月30日(土)、大手町三井ホールで開催された。


現在今野優月、吉咲みゆ、安藤鈴菜、勝野里奈、杉田夏海、立川怜奈、塙有咲の7名で活動中のピュアリーモンスター。この日は昼の部と夜の部の2公演が行われた。今回は前半戦となった昼の部の模様をご紹介したい。


ライブはサビのリリックとメロディが聴く者を元気にさせてくれる5thシングル表題曲「Wake up to a Brand new day」からスタート。続けて立川の力強いボーカルが聴く者の心を揺さぶる「Over the Future」と2曲を続けてパフォーマンス。


5周年記念ライブの開催が発表されてから「大阪公演…今日まで早すぎて、あっという間だったから、ドキドキが止まらなくて今もワクワクしてる」と、高揚感を抑えられない今野が「5周年という大事な節目のライブなので、皆さんと一緒にたくさん盛り上がって楽しみたいと思います」と今日の意気込みを語ると、立川と吉咲の2人が指で“#”のポーズを作り「#ピュアモン5周年ライブ」で、ライブの事をつぶやいて欲しいとアピール。ワンマンライブ初参加だという吉咲が「今日は新衣装です」と、東京のファンには初お披露目となる新衣装についても紹介する。


MCを経て人気ゲームのテーマソングでもある「Infinit Horizon」を力強く歌い上げると、一転してキュート全開なアルバム曲「PURE×PURE×PURE」。「瞬感リスグラシュ」へと続け、グループの初期に「いっぱいカバーさせていただいた(今野)」という純情のアフィリア「Jumping」と4曲を連続で披露。


この後のMCでは、今回が「Jumping」初披露だという塙は「明るく前向きで5周年で披露するのにピッタリ。私たちの心を表してくれる曲」とパフォーマンスできた喜びを語れば、今野は「練習期間入れたら6年、大変なこともめちゃめちゃあって、都度メンバーやスタッフの皆さんと乗り越えてきた」と誕生当時を振り返ったうえで「皆さんともっとたくさんの景色を見ていきたい」と、来場したファンへメッセージを送り、セレクト楽曲コーナーへ。


吉咲、安藤、勝野の3人がTVアニメ『俺が好きなのは妹だけど妹じゃない』オープニングの「Secret Story」を、塙、立川、今野、杉田の4人が「らぶティカル☆パレード」をそれぞれ歌唱。


そして志倉千代丸が手がけた2ndシングル「まだ誰も知らない明日へ」、歌い出しから引き込まれるメロディアスな「Juvenile」、切ない歌詞が美しい青春の情景を描き出す「Good Luck Charm」と3曲続けて披露。


ここからライブはラストスパートへ。メンバー1人1人がキュートに動き回る様も印象的なデビュー曲「教えてダーウィン」。様々な苦悩を乗り越えてきた彼女たちが歌うことで、歌詞の意味合いが深みを増す「蒼空の彼方」。グループのラジオ番組のテーマ曲でダンスのフォーメーションも芸術的な「Trip Stream!!」。そして最後は「超純正ピュアリーチューン」と15曲を熱唱。


「皆さんのおかげで素敵な5周年昼公演迎えることができました」と吉咲が来場したファンに感謝の言葉を送ると、5月21日(土)に塙、安藤、立川のバースデーライブが開かれることを告知。


声優としてもアイドルとしても全力で駆け抜けたピュアリーモンスターのメンバーたちにとって、これまでの集大成でもあり新たな始まりにもなった5周年記念ライブは、来場したファンはもちろん、メンバーたちの目にも次なる未来の景色を映し出したに違いない。新たなに見えてきた景色、そこにあるさらなる高みを目指して7人は新たな歩みを進めていくことだろう。ピュアリーモンスターの新たな旅路に期待だ――。


(TEXT:葛西桐弥)

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