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舞台「爆剣 -帝国幻想兵団-」稽古場レポート!メインキャスト全員のコメントも!

dot yell web編集部
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舞台「爆剣 -帝国幻想兵団-」は、原作・脚本をヨコオタロウ、演出を松多壱岱が手がけるエンターテインメント時代劇作品。一作目の『爆剣~幕府御前試合~』、二作目の『爆剣~東京転生死合・再戦~』、三作目の『爆劔~源平最終決戦~』、そして今作の『爆剣 -帝国幻想兵団-』が最新作となる四作目である。

新作「爆剣 -帝国幻想兵団-」では過去作とはまた違った時代設定ということもあり、稽古場には新たな衣装に身を包んだキャスト達が勢揃いしていた。爆剣といえばグルメパートがファンの方々の楽しみの一つでもあると思うが、今回の稽古でも入念な確認が行われていた。「作り込みはNG」「面白くなりすぎないように」という難解なオーダーを受けたキャスト達が本番でどんなアドリブを見せてくれるのか楽しみにしていただきたい。

また、“剣士ト軍人ト暴食ト戦争ト虚構”という不穏なキャッチコピーの通り、剣士や軍人達のアクションシーンも今作の見どころだ。様々な武器を持ったキャラクター達が縦横無尽に飛び回り、稽古場内では「怪我のないように」という言葉が何度も飛び交うほど熱の入った稽古が行われていた。

公演は12月19日(木)から22日(日)まで渋谷・CBGKシブゲキ!!にて全9公演が行われる。

◇キャスト・スタッフコメント

●雑賀孫市役:本西彩希帆

まわりの役者さん達から「爆剣は大変だよ!」と聞いていたのですが、実際に稽古に参加してみて本当に大変でした。笑 大変ではあるのですが、登場するキャラクターそれぞれの見せ場があって全員が主役だなと思えるシーンがあるなというのが最初に思ったこの作品の印象なので、それがお客様にも伝わってこの作品を好きになってくれるといいなと思いました。後半につれて孫市のアクションが派手になっていくのでそこをぜひ見ていただきたいです。あとは、日常のシーンで皆でワイワイしているところも楽しんでいただければと思います!

●秋山好古役:須賀京介

三作目(爆劔~源平最終決戦~)では主演をやらせていただいたのですが、その時よりもさらにセリフ量が多くなっていて、期待していただいている気持ちがありがたい反面、頑張らなきゃいけないなと思っています。僕は三作目が初参加で爆剣の座組ではまだ新参者ではあるのですが、自分自身が成長できる場としてありがたいなと思いますし、観に来ていただく方にも最大限のものがお見せできればと思っています。爆剣がこれからもずっと続いて欲しいので毎回が集大成のつもりで臨ませていただいています。初日が楽しみです!
一幕の重位さんと源内さんのシーンをぜひ見ていただきたいなと思います。重位さんの男らしさというか、無骨で不器用な感じにグッときました。個人的に今回の重位さんが推しキャラなので、ぜひその生き様に注目していただきたいです。

●佐々木セツ役:舞川みやこ

稽古をしてみて、今作も上演時間は長めなのかな?と思うのですが、お芝居的な部分もアクションも面白い仕掛けがたくさんあって見ていてあっという間に時間が過ぎていくなと思いました。シリアスで重ためのシーンも多いのですが、それ以上にワクワクするというか展開が気になると思うのでそこが一番の見どころになると思います。
個人的に好きなシーンは、私が出ている部分だと一作目のメンバーとわちゃわちゃしているところです。同窓会のようでお芝居するのも楽しいですし、過去作を見ているお客様にも楽しんでもらえるんじゃないかなと思いました。あとは、後半の怒涛のアクションシーンが見どころです。いろいろなギミックが使われていて、ヒーローショーをみているような子供心がくすぐられるシーンになっているかなと思います。

●小野善鬼役:黒木文貴

今回、一作目で主演をやらせていただいた小野善鬼というキャラクターが再登場するということで、久しぶりに善鬼を演じてみて稽古場で懐かしさを感じています。全体的に役者の皆さんのポテンシャルや熱量が高くて素敵な方々が多いので、過去作に登場している善鬼ですが驕ることなく初めての気持ちで稽古に参加しています。楽しみにしていただければと思います。
個人的におすすめのシーンは孫市のシーンなんですが、すべてのシーンがフックになっているのかなという印象です。余す事なく孫市を追いかけていくと一つや二つのみならず見えてくるものがあると思うので、ぜひ孫市に注目いただければと思います!

●天草四郎役:鶴見萌

今回の天草は少し特殊な立ち位置なので、全体を通してそのキャラクター感をどうするのかというのを探りながら稽古をしています。おすすめのシーンは、まだ公演前なので具体的な名前は言いませんが、私の大好きなペアの絆が見えるシーンがあるのでそこが楽しみです。同じ舞台上にいるので、ニヤニヤしたい気持ちを頑張って抑えています!

●東郷重位役:門野翔

稽古もだいぶ盛り上がってきております!過去作に登場したキャラクターもいますし、今回新たに加わった人もいるんですが、『爆剣』というものに向かって一丸となって良い空気で進めているんじゃないかなと思います。幸せな現場にいるなと改めて感じております。
とあるシーンで織田信長と平賀源内がサシで対峙しているのですが、僕はそこが大好きでこの作品の裏メッセージと言ってもいいんじゃないかと個人的には思っているので、ぜひ注目していただければと思います。ご来場お待ちしております!

●平賀源内役:佐藤智広

全員がギリギリまで追い込みながら稽古をしているのですが、暗い雰囲気になることもなくやってこれているのかなと思います。もちろんそれぞれ人の良さなどはあると思うのですが、ヨコオさん・壱岱さん・関谷さんが作る座組は暗い現場は見たことがないですし、全員でそういう現場を作っていると思うので、かなり良い状態で本番を迎えられそうです!
自分が出ていないシーンはそれぞれ思うところがありますし、自分が出ているシーンはお客様とは違う感覚で見えているので、どこか一つのシーンを決めるのは難しいです。お客様から見て「このシーン好きだな」とか「このシーンは源内さんが好きだろうな」というシーンを見つけてもらえたら、ステージを作るひとつの歯車として嬉しいなと思います。正直に言いますと、全部がオススメです!

●源頼朝役:千葉瑞己

前作の『爆劔~源平最終決戦~』に続いて出演させていただいているのですが、前回は爆剣が初めての方が多くてある意味での緊張感があったのですが、今回はほとんどの方が爆剣の経験者ということで最初から和気藹々とした雰囲気で居心地がよい現場となっております。そんな素敵な座組で制作している『爆剣 -帝国幻想兵団-』ですが、かなりヨコオ節が炸裂しており、ここでしか見れないような珠玉のエンターテイメントになっております。たくさんの人に観ていただきたいですし、何回観ても新しい発見や面白いポイントを見つけられるような内容になっていると思います。
今回、源頼朝はとんでもない事になっております!もう一度言いますが、源頼朝がとんでもない事になっております!!前回もすごかったのですが、それを超えています。ぜひ劇場に確認しに来ていただきたいのと、前回はどんな感じでとんでもない事になっていたのかを配信などでチェックしていただければ嬉しいなと思います。シブゲキで皆様のお越しをお待ちしております!

●ヤツメ役:雛形羽衣

あと何日かで本番ということで、本日が初めての衣装通しなのですが、かなりドキドキです!ギリギリまで仕上げて頑張りたいなと思いながら皆で頑張って調整をしています。
個人的には、源内さんと重位さんの2人のシーンや秋山さんのとあるシーンがおすすめです。もちろん私のバトルのシーンにもぜひご注目いただければと思います。頑張ります!

●織田信長役:鵜飼主水

僕は一作目と二作目に出演していたので、“帰ってきたな”という気持ちです。気心の知れた信頼している仲間達がいて、とても心強いなと思います。あとは、稽古場が明るいんですよね!止まる事なく上げ続ける推進力がある座組なので、創作的な意味でも素敵な稽古場だなと思っています。
おすすめのシーンは東郷重位と平賀源内のシーンなのですが、他のキャラクター達もそれぞれ関係性が深くなっているので、過去作を知っている方はより楽しめますし今回初めて観る方にも好きになってもらえるそんな関係性が今作の見どころだなと思います!

●アンサンブル:町田尚規

今作で四作目なのですが、個人的には一旦の集大成のような作品になっているなと感じております。もちろん初めて見ていただくお客様にも楽しんでいただけるように全員で作っているのですが、過去作もご覧になったことのあるお客様にとっては激アツなシーンがたくさんあるので期待してくださいと胸を張って言えると思っていますし、そういう作品になれるであろうという稽古をやれているなと思います。
おすすめのシーンはいくつかありますが、過去に登場した人物が一瞬だけ出ているシーンがあるのでそちらを楽しんでいただけるといいなと思っております。あとは、過去作に登場しているキャラクター達の関係性の変化や積み重ねが楽しめるシーンが見どころの一つになっていると思います。過去に登場したキャラクター達が予想もつかない活躍をしているので、ぜひ楽しみにしていただければと思います!

●原作・脚本:ヨコオタロウ

稽古場のレポートを書くので一言欲しいと言われたのですが、今日スマートフォンを失くしてしまって不安な気持ちでいっぱいです。このあと通し稽古を見るのですが、たぶん演劇に気持ちが入らずに見ると思います。皆さん頑張ってください!

●演出:松多壱岱

(通し稽古前)
今日は、衣装付き通しなんですが、前日の通し稽古を、映像で確認してくれたヨコオさんからの、修正要望がなかなかの量で朝に届き、衣装付き通しまで時間もない中、どうやってキャスト、スタッフに伝えるか、不安でいっぱいです!
(通し稽古後)
とっても良い通しになり、ヨコオさんも楽しそうで良かったです!ヨコオさんの修正希望で直せなかったところは、ちゃんとヨコオさんに注意されましたが、良かったです!

●プロデューサー:関谷マコト

回を重ねて爆剣も4作目となり、初の女性座長を迎えての公演となります。みなさん期待のヨコオワールドをさまざまな技術とテクニックで演出する壱岱さん。そして今回はあのBGMで物語が紡がれていきます。
ぜひ劇場で体感ください!渋谷シブゲキでお待ちしております!


◇作品概要

【原作・脚本】
ヨコオタロウ

【演出】
松多壱岱

【出演者】
雑賀孫市:本西彩希帆
秋山好古:須賀京介
佐々木セツ:舞川みやこ
小野善鬼:黒木文貴
天草四郎:鶴見萌
東郷重位:門野翔
平賀源内:佐藤智広
源頼朝:千葉瑞己
ヤツメ:雛形羽衣
織田信長:鵜飼主水

町田尚規
加納義広
中野貴文
澤田圭佑
堀川恵利
倭香

【公式HP】
https://shirokuro-stage.com/

【公式X】
https://x.com/BAKUKEN_ST

【あらすじ】
大正時代。
侍が消え、文明開化と富国強兵が叫ばれるようになってしばらくした頃。

帝国陸軍少佐、秋山好古は西欧列強に囲まれた国の未来を案じ、ある計画を立てていた。
それは、戦国時代の剣士達を召喚し、暗殺部隊として編成するという奇抜な内容だった。

召喚された剣士達が見た新時代、そして、信長が描く野望。
揺籃の国と、その未来を巡る戦いは、想像し得ぬ結末に向け転がり落ちていく。

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