舞台版 マーダー☆ミステリー 〜探偵・斑目瑞男の事件簿~ 松多壱岱(構成・監修)鶴見萌(虹のコンキスタドール)公開直前独占インタビュー【dot yell】
2021年12月3日(金)~5日(日)@浅草花劇場(浅草花やしき内)にて舞台「舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」が公開される。
本公演公開に際して、構成・監修を努めた松多壱岱と大学生役で出演する鶴見萌(虹のコンキスタドール)の2名に本作の見どころや公開前のリアルな心境などdot yellで独占インタビューに答えていただきました!
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↓↓↓↓下記インタビュー↓↓↓↓
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― まずはじめにマーダーミステリーとはなんなのかというところからお伺いしてもいいですか?
(松多:松多壱岱)ストーリーのある人狼ゲームみたいなものなんですよ。人狼ゲームで言うところの人狼役、つまり今回の舞台は殺人事件なので犯人ですよね。ストーリー上に忍び込んだ犯人をそれぞれの役柄に沿ってみんなで誰が犯人かを突き止めていくというものです。ゲーム開始時にランダムで決められた役柄のキャラクターシートを見ながら、それぞれが役になりきって「あの人嘘ついているんじゃないか」とか「ホントかもしれない」など考察しながらストーリーの真相に迫っていくという即興性の高いゲームなんです。この「決められたストーリー」があって「演じる」という構成が舞台との親和性が高いという点で、今回舞台化されたんだと思います。
― なるほど!台本なしの即興劇ということですね。
(松多)そうなんです。『一生に一度しか演じられない』贅沢なゲームと言われていまして、というのも一度やったストーリーだと犯人もうわかっちゃってるので、何も面白くないんですよ笑
なので本当にネタバレ禁止!笑
キャストも手探りで何もわからないという状況でストーリーを進めていく中で、証拠品とか出てくるんですね。ゲーム版だと詳細が記載されたカードなのですが、舞台だとそれがきちんと小道具としてリアルに再現されているので、舞台ならではの臨場感と緊張感が味わえると思います。
― ありがとうございます。今回の舞台版の前にTV版で放送されていたと思うのですが、そことの違いってなんでしょうか?
(松多)TV版はこれから役者を目指す人達の登竜門として、マーダーミステリーというアドリブ劇の中で、登場人物になりきってもらう。その様子を審査していくという趣旨だったんです。舞台版に関してはオーディションではなく、様々なシーンで活躍されている人たちに出演してもらっています。どちらも舞台は腐草館というホテル内で起こるミステリーなのですが、それぞれ全く別のシナリオとなっているので、TV版をみた方でも今回の舞台は新鮮な気持ちで楽しめる思います。
― ありがとうございます。今回舞台版において、松多壱岱さんの位置づけはどのようなものなのでしょうか。
(松多)ゲームを舞台化するにはどうすればいいかというスタート時点からアイデアを出して、それを再現する上で、演出の扇田さんと構成を考えてコーディネートしていくっていういわゆる監修をやらせていただきました。
今回はゲームをそれを舞台で再現する上で、実際に劇場を借りて本番同様に映像も入れてテストプレイもやってるんですよね。笑
― たしかにリハーサルとか舞台稽古とかもないですもんね。。。笑
(松多)そうなんですよ。内容知らない役者さん集めて、劇場、スタジオ、キャストを変えて様々なモデルケースでこっそりやってました。笑
(鶴見:鶴見萌)予測不能ですもんね。笑
(松多)そうそう、色々テスト重ねないと現場のスタッフが対応できなくなっちゃうから。笑
― なるほど即興劇ならではの背景ですね!続いて、鶴見さんに質問なのですが、台本も舞台稽古もないという特殊な環境で今回舞台に立たれる訳なのですが、役作りなど気持ちの部分も含めて普段とどう違いますか?
(鶴見)そうですね。即興っていうのは初めてのことなので、すっごいどきどきしてるんですけど、やっぱりキャラクターシートである程度の設定を与えられているので、そこをどう言う風に転んでも予想できる範囲内では対応できるように考えて臨むことが大事かなと。
(松多)結構細かいところまでキャラクターシート書いてあるんですよ。相当なネタバレな部分も含めて。笑
鶴見さんは何の役だっけ?
(鶴見)大学生です!
(松多)うわぁぁぁ!楽しみにしておいてください!!笑
― そういう部分もすでに共有されているんですね!
(松多)共有してますね。
(鶴見)そうですね。まず自分が突かれそうなところを洗い出して、他の人に対しても自分の知りうる情報内で攻めるきっかけを探してます。やっぱり設定上嘘をつかなきゃとか隠さなきゃっていうポイントをおそらく皆さんそれぞれが持っているので、それをどうやって隠そうか、どういう嘘なら通るかな、とかある程度事前に考えていると思います。
― ありがとうございます。過去に一度テーブルゲームでマーダーミステリーをやったことがあるのですが、キャラクタシートの内容が本当にとんでもない量なので、とてもじゃないけど覚えられなかったです笑
ちなみに舞台だと当然これを覚えないといけないんですか?
(松多)はい、基本的には覚えないといけないですね。笑
― ちなみに今回全5公演あるんですが、キャストは異なりますが、ストーリーは全部同じになるんですか?
(松多)はい同じになります。
― 仮に5公演分のチケットを買ったユーザーは同じストーリーだと、どういう気持ちになるんでしょう?笑
(松多)あ、でもキャストが全公演で違うし、結末知った上で、この人嘘ついてるとかが客観的にわかるので、全く別の考察ができる分、お客さんにとっては何回見ても面白いと思います。今回公演後にキャストが素に戻ってみんなで本編を振り返る感想戦というのがあってそこで、あのときなんであんな嘘をいったのかとか、どうして怪しいと思ったのかなど、みんなで考察できる要素も用意されていて、毎回楽しめると思います。
― なるほど!観客目線の考察要素も残してあるんですね!
(松多)そうなんです。あと公演ごとの探偵役によってだいぶ雰囲気が変わるんですよ。犯人を探すという大きな役割を担う役になるので注目してほしいです。もちろん鶴見さんの大学生という役も重要な役になるので、こちらも要チェックです!笑
― そう言われていますけど今のお気持ちはどうですか?
(鶴見)もう何がどうなるかわからないです。。。笑 周りの方もすごい豪華なので、圧倒されちゃいそうです。。。
(松多)実際、今回の話もらったときどうでした?
(鶴見)まじかぁぁ。。。って感じでした。笑 人狼も苦手ですし。笑
(松多)苦手なんかーい。笑
(鶴見)そうなんですよ。笑 そもそもあんまやったことがないっていうのがあるんですけど、人狼って人狼になったときに必ず自分から仕掛けないと負けるじゃないですか?よくわからないし、嘘もつけないし、、、みたいな感じになっちゃって。。。笑
(松多)なるほど。笑 ただ今回のマーダーミステリーはキャラクターに入り込んじゃえばいいから、そんな鶴見さんでも大丈夫ですよ!
(鶴見)頑張ります。笑
― ありがとうございます!それでは最後に本公演の見どころについて教えて下さい!
(松多)そうですね、序盤はキャスト全員でストーリーが進行していくのですが、途中からキャストが二人だけで話す密談タイムというのが設けられてまして、そこで何が起きるのか、全員の場では気づけなかった手がかりがでてくるのかこないのか、、、笑
その謎解きを会場にいる皆さんで一緒に考えていただける非常に楽しめると思います!ぜひ劇場まで皆さんお越しください!!
■舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~
◯ 公演概要
公演名:舞台版 マーダー★ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~
期 間:2021年12月3(金)~5日(日) 全5公演
会 場:浅草花劇場(浅草花やしき内) オンライン同時配信あり
公式サイト
◯ チケット概要
【配信視聴券 】
●ライブ配信視聴券(本公演+感想戦)5,500円 /早割り料金:5,000円
受付期間:10月15日(金)10時~各公演終了1週間後21時
※視聴は23時59分まで
★10月15日(金)10時~11月26日(金)23時59分までに購入されたお客さまは早割料金が適用
●見逃し視聴券 ※ライブ配信ではありません。
見逃し視聴券(本公演+特典映像) 3,800円
見逃し視聴券(感想戦のみ) 2,000円
見逃し視聴券セット(本公演+特典映像+感想戦) 5,500円
受付期間10月15日(金)10時~2022年1月10日(月・祝)21時
※視聴は23時59分まで
【スペシャル会場チケット】(ライブ配信視聴券付き:本公演+感想戦)
全席指定 12,800円 ※お申し込みはお一人さま2枚まで。
●一般発売 受付中
チケット発売
チケット販売に関するお問合せ先
ぴあ株式会社 チケットぴあインフォメーション
TEL:0570-02-9111 ※10:00~18:00
◯ ストーリー
<腐草館からの招待状>
山の奥深くにある「腐草館」と呼ばれる洋館。心霊スポットとして知られる場所なのだが、こんな場所にも人が住んでいる。
物好きな人間もいたもんだと周辺に住む人からは変わり者呼ばわりされているそうな。
ある日、そんな洋館から数名のもとに手紙が届く。それは洋館での会食の招待状だった。
不審に思う者、期待するもの、それぞれ様々な思いで指定の日時に洋館へと集まる人々。
執事に案内をされた洋館は不気味な雰囲気が漂っていた。
挨拶に現れた、当主との会食を終えた人々はそれぞれ洋館で過ごしていたが、突如悲鳴が。
全員が駆けつけると、そこには当主の遺体が…!
山道を車で数時間かけないと辿り着けないこの洋館。招待された人物以外がこの館に来ているとは考えにくい。
もしかして、この中に殺人犯がいるのだろうか…?
◯ キャラクター
執事 犬塚雅(イヌヅカミヤビ) 男性 腐草館の当主・竜崎に使える執事。丁寧な言葉遣いで話す。
写真家 虎元仁(トラモトジン) 男性 写真家として活動。廃墟を専門に心霊写真なども撮影する。楽天的な雰囲気
探偵 亀井慎一(カメイシンイチ) 男性 私立探偵。普段の仕事については語らないが、明るい調子でノリがよさそうな人物。
大学生 蛍原梢(ホトハラコズエ) 女性 文学系の大学に通う大学生。若いが落ち着きのある、大人しい女性。
小説家 猿渡薫(サワタリカオル) 女性 新人小説家。ミステリーやホラーが好きなようだ。取材に熱心で元気がいい。
降霊術師 鷲尾泉(ワシオイズミ) 女性 ミステリアスな雰囲気が漂う降霊術師。少し強気な感じがする。
画家 鹿沼久志(カヌマヒサシ) 男性 風景画をメインに描いている画家。礼儀正しく真面目そうな男性。
当主 竜崎透(リュウザキトオル) 男性 腐草館の当主。無口で不気味な雰囲気のする人物だが、深夜に遺体で発見される。
◯
※劇団ひとり、剛力彩芽は、全公演映像で出演します。
◯ スタッフ
原作:AGATA
ゲーム監修:眞形隆之
構成・監修:松多壱岱
演出:扇田賢
舞台監督:渡邉勝樹・田中聡
美術:仁平祐也
照明:村山寛和
音響:田中慎也
映像:曾根久光
小道具:創木希美
ヘアメイク:松前詠美子
衣装:西田さゆり
◯ テレビ番組「マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~」について
2021年3月19日深夜に朝日放送テレビで放送。
MCは劇団ひとり、剛力彩芽の二人で、「マーダーミステリー」を題材にした新感覚ミステリードラマという一面と、未来のスターとなる役者を発掘するという役者たちのM-1グランプリ的な一面を兼ね備えたコンテンツである
厳しいオーディションを勝ち抜いた7名のファイナリストが即興芝居で演技を行い、一流の審査員3名によってジャッジされた。
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©️舞台版 マーダー☆ミステリー ~探偵・斑目瑞男の事件簿~ 製作委員会