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約3割が”推し活”を実施中!2023年日本の”推し活”事情を徹底調査。推しジャンルや総選挙への参加状況は?

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全国15~69歳の1,200名を対象に実施した「推し活に関する意識調査」を発表!


近年、生活者の消費形態は「モノ消費」から「コト消費」へと移行していると言われており、特に2021年の流行語にもノミネートされた「推し活」はアニメやゲーム、有名人、キャラクター、鉄道等を対象として応援等を目的にお金を使う消費形態として若い世代を中心に浸透してきています。

2020年度のアニメ市場の規模は2,650億円、アイドル市場の規模は1,500億円と推定されており、「推し活」に着目したグッズやイベントの機会を提供する企業や団体が多く存在することがわかっています。

今回はそんな「推し活」がどのように行われているのか、実施状況の調査結果をお知らせいたします。

【出典】
※株式会社矢野経済研究所「『オタク』市場に関する調査(2022年)」
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3121

《主な調査結果》

・全国の15~69歳に聞いた推し活の実施状況は、「推し活をしている」人は27.3%、「推し活をしていない」人は72.8%
・”推し”ているジャンル第一位は「アイドル」(41%)、次いで「二次元キャラクター」(17%)、「俳優・女優・モデル・タレント」(12%)
・「総選挙・グランプリ」の認知は「ゆるキャラグランプリ」(27%)、「サンリオキャラクター大賞」(25%)、「B-1グランプリ」(19%)
・投票経験は「サンリオキャラクター大賞」(9%)、「ゆるキャラグランプリ」(5%)、「B-1グランプリ」(3%)

■「推し活」している割合はどれくらい?

全国の15~69歳に聞いた推し活の実施状況では、「推し活をしている」人は27.3%、「推し活をしていない」人は72.8%でした。約3割が「推し活」をしていますが、年代別で見ると10代・20代は「推し活をしている」割合が多く、10代では53.0%、20代では44.0%と、いずれも全体平均よりも15ポイント以上高い結果が出ています。

■”推し”ているジャンルTOP5は?

推し活実施者に聞いた”推し”ているジャンルTOP5は、上位から「アイドル」(41.3%)、「二次元キャラクター」(16.5%)、「俳優・女優・モデル・タレント」(11.9%)、「有名人(インフルエンサー)」(8.9%)、「作品」(4.6%)となりました。

1位の「アイドル」が圧倒的に多く、推し活実施者の約4割がアイドル推しということがわかりました。またランキングからは、「有名人」「キャラクター」のような特定の人やキャラクターを推すジャンルが上位にランクインしている一方で、「作品」のように人物やキャラクターに限らない推し活をしている人も4.6%いることがわかりました。

■「総選挙・グランプリ」はどれだけ認知・投票されている? 

推し活に関連するイベントの中には、「ゆるキャラグランプリ」に代表されるような複数の推し対象が存在する枠組みで人気を競い合う「総選挙・グランプリ」イベントが多く開催されており注目を集めています。このような「総選挙・グランプリ」はどれくらい認知・投票されているのでしょうか。

各「総選挙・グランプリ」の認知率TOP3は「ゆるキャラグランプリ」(26.9%)、「サンリオキャラクター大賞」(25.3%)、「B-1グランプリ」(18.6%)でした。常時開催のコンテンツでないためか、いずれも認知率3割以下となっており認知においては拡大の余地があることが伺えます。

1年以内の投票率TOP3は「サンリオキャラクター大賞」(8.0%)、「ゆるキャラグランプリ」(2.6%)、「Webマンガ総選挙」(2.4%)でした。

認知・投票経験・1年以内の投票の流れをみると、「サンリオキャラクター大賞」は認知率で「ゆるキャラグランプリ」を下回っているものの、認知から投票経験、投票経験から1年以内投票の離脱割合が他の「総選挙・グランプリ」よりも低く、高いロイヤリティを維持していることがわかる結果となりました。

■各「総選挙・グランプリ」への投票理由は ?

各「総選挙・グランプリ」に参加・投票している人には、どのような理由があるのでしょうか。

「Webマンガ総選挙」「ゆるキャラグランプリ」の参加理由1位は「おもしろそうだから」、「B-1グランプリ」は「ご当地グルメが好きだから」、「サンリオキャラクター大賞」は「好きなキャラがいるから」でした。「サンリオキャラクター大賞」は1位の「好きなキャラがいるから」という理由が6割以上と圧倒的に高く、2位の「おもしろそうだから」という理由よりも30ポイント以上多い結果となったことから、「総選挙・グランプリ」自体への興味よりも特定のキャラクターを応援したいファンからの投票が多いことがわかりました。

■「総選挙・グランプリ」、認知経路は?

各「総選挙・グランプリ」はどのメディアを起点に認知されているのかの調査では、「サンリオキャラクター大賞」「ゆるキャラグランプリ」「B-1グランプリ」の認知経路1位はテレビ、「Webマンガ総選挙」はTwitterが一番多い結果となりました。

「総選挙・グランプリ」の多くは、テレビ番組での特集などを起点として認知されていることがわかりました。一方で、唯一Web上のコンテンツである「Webマンガ総選挙」では、Twitterが有効な認知経路となっています。

《総論》

今回は推し活の実施状況を調査しました。調査結果からは、全国の15~69歳で推し活をしている人の割合は約3割に及ぶこと、主な推し活の対象として約4割が「アイドル」を推していることがわかりました。各「総選挙・グランプリ」の認知率TOP3は「ゆるキャラグランプリ」「サンリオキャラクター大賞」「B-1グランプリ」で、いずれも認知率2~3割程度でした。また認知経路ではテレビ媒体をきっかけに知るケースが多く、Web媒体では拡散力の高いTwitterが多く占めていました。

商品やサービスを提供する企業では、ターゲット層に対し商品・サービスのコンセプトをいかに受け入れやすく適切なコミュニケーションによって伝え、認知を拡大していくかを日々効果測定と改善を繰り返しながら試行錯誤していると思います。モニタスが提供するサービス『スパコロ』は、顧客理解と市場状況を可視化し、ワンストップでサポートするツールです。自社会員IDと紐付けたアンケート調査、さらにアンケートモニターと組み合わせたリサーチが可能になるため、企業側はより深い顧客理解や市場把握ができるようになります。さらにユーザーは企業のアンケートに参加することでポイント還元やプレゼントなどのメリットを受けられるので、サービス活性化にも繋がります。

【調査概要】

モニタス『推し活に関する意識調査』 

調査方法 :全国 15歳~69歳を対象としたインターネットリサーチ 

調査期間 :2023年6月2日(金)~5日(月) 

有効回答数:1,200名  

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